
パン作りができるキッチンの条件や、必要な設備を考える。
パン作りのためにキッチンに欲しい具体的な設備。
ご近所や知り合いを招いてパンを振舞うための自宅の工夫。
自宅で作ったパンをネットショップで売ると言う選択。

ブーランジェってご存知ですか?フランス語で「パン職人」という意味です。私は2004年から2010年までの6年間、夫の仕事の都合でフランスに暮らしていました。フランスと言うと皆さん「えっ!?おフランス!いいなぁ」とおっしゃいますが、旅行とそこに住むのでは大違い。特に私はフランス語ができなかったので、四苦八苦の日々でした。
日本では小学校の教師をしていた私ですが、当然、フランスでは仕事はありません。また、「駐在員の家族は赴任地で働いてはいけない」という会社の規則があったので、ありがたいことに大きな顔をして「暇な時間」を満喫させていただきました。
旦那さんの仕事でフランスに暮らしている奥さんの多くは、この機会に習い事をしていました。ご多分の漏れず私も何か始めようと考え、「フランス=フランスパン」という、実に単純な構図が頭に浮かび、パン作りを習いました。主食がパンのフランスで、パン作りを習うことは、単に「食べ物」を作るだけでなく、その国の文化を学ぶことでした。
6年間、パン作りを習ううちに、いつしかパン作りは、私の日常になりました。フランスは、どの家のキッチンにもたいていオーブンが付いているので、当時住んでいたフランスの家でも毎日のようにパンを焼いていました。そして、日本に帰国が決まった時、私が心配に思ったのが「日本に帰ってからもパンが作れるか」ということです。そんな私の、帰国後、パンが焼ける家に住むために考えたこと、工夫したこと、そしてそれを自宅にいながらビジネスにしていくまでの道のりを記録に残しました。
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